Azure 仮想マシンに LAMP 環境を構築し WordPress を立ち上げる -その3-

By | 2015年2月21日

前回までで LAMP 環境の構築まで完了したので、今回は MySQL のデータファイルをデータ領域として追加した仮想ディスクに移動する方法と、いくつか細かな設定をして、WordPress をインストールするための準備をします。

データ領域用ディスクのマウント

仮想マシンに追加した仮想ディスクをマウントします。

1. データ領域用ディスクの初期化
TeraTarm でサーバーに接続して以下のコマンドを実行し、ディスクを初期化します。

すると下記のようなメッセージが表示されます。

2. パーティション作成
以下のコマンドを実行し、パーティションを作成します。

3. マウント先のフォルダを作成
以下のコマンドを実行し、データ領域用ディスクをマウントするための「data」フォルダを作成します。

4. マウント
以下のコマンドを実行し、データ領域用ディスクを「data」フォルダにマウントします。

5. 常時マウント
マウント設定が再起動後も維持されるよう vi で /etc/fstab を編集します。

一番下の行に以下の一文を追加して保存してください。

MySQL のデータフォルダを移動

マウントした仮想ディスクに MySQL のデータフォルダを移動します。

1. 新しいデータフォルダを準備
MySQL を停止し、データ領域として追加したディスクをマウントした data フォルダに既存のデータファイルをコピーします。

2. データフォルダの場所を変更
設定を変更しデータフォルダの場所を変更します。

43行目あたりにある以下の設定を<変更後>の内容に変更します。
<変更前>

<変更後>

変更後のデータフォルダの権限を設定するため vi で設定ファイルを編集します。

一番下の行に以下の文を追加して保存してください。

設定が済んだので MySQL を起動します。

無事起動すると以下のようなメッセージが表示されます。

MySQL のセキュリティを高める

WordPress をインターネットに公開するため、MySQL の最低限のセキュリティ設定を行います。

1. セキュアインストールの実行
以下のコマンドを実行し、セキュア設定を行います。

以下のメッセージが表示されたら、root のパスワードを入力します。

root のパスワードは変更しないので、n を入力します。

以降、すべて y を指定します。

2. phpMyAdmin の接続を制限する
phpMyAdmin をインストールしていなければ必要ないのですが、今回はインストールしてしまっているので、接続制限をかけます。
vi で apache.conf を編集します。

<Directory /usr/share/phpmyadmin> の下の DirectoryIndex index.php の行の後に、以下の設定を加えます。
IP アドレスの部分(000.000.000.000 のところ) は接続を許可する IP アドレス (phpMyAdmin への接続を許可する PC のグローバル IP アドレス) を指定します。

これで WordPress をインストールする準備が整いました。
次回、ようやく WordPress のインストールです。

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