Azure 仮想マシンに LAMP 環境を構築し WordPress を立ち上げる -その4-

いよいよ本シリーズも最後になりました。 前回 までで WordPress をインストールする準備が整ったので、今回は WordPress をインストールして初期設定を行い、WordPress が利用できる状態まで持って行きたいと思います。…

いよいよ本シリーズも最後になりました。 前回までで WordPress をインストールする準備が整ったので、今回は WordPress をインストールして初期設定を行い、WordPress が利用できる状態まで持って行きたいと思います。

WordPress 用データベースの作成

WordPress のインストールを行うため、まずはデータベースを作成します。

  1. MySQL にログインする TeraTarm でサーバーに接続して以下のコマンドを実行し、パスワードを入力して MySQL に接続します。
mysql -u root -p

すると下記のようなメッセージが表示されます。

Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 42
Server version: 5.5.40-0ubuntu1 (Ubuntu)
Copyright (c) 2000, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
  1. WordPress 用データベースを作成する 以下のコマンドを TeraTarm から実行し、WordPress 用データベースを作成します。
CREATE DATABASE wordpress;
GRANT ALL PRIVILEGES ON wordpress.\* TO "username"@"localhost"
-> IDENTIFIED BY "password";
FLUSH PRIVILEGES;
exit

username と password の部分は任意の値に置き換えてください。 3. unzip をインストールする WordPress のインストールファイルが zip ファイルなので、事前に unzip をインストールしておきます。 以下のコマンドを TeraTarm から実行し、unzip をインストールします。

sudo apt-get install unzip
  1. WordPress を取得し仮想マシンに送信、解凍する ローカルの PC にて http://ja.wordpress.org をブラウザで開き、WordPress の zip ファイルをダウンロードします。 その後、TeraTarm のメニューから[ファイル]→[SSH SCP]をクリックし、表示されたダイアログにて、[From]に WordPress の zip ファイルを指定し、[Send]ボタンをクリックして、ファイルをアップロードします。 最後にアップロードしたファイルを以下のコマンドで解凍します。
unzip wordpress-4.1-ja.zip
sudo cp -r wordpress /var/www/
  1. Apache のドキュメントルートを変更する Azure 上の自サイトのドメイン(http://xxx.cloudapp.net)にアクセスしたら WordPress で作成したサイトが表示されるようになるよう、Apache のドキュメントルートの設定をします。 TeraTarm にて以下のコマンドを実行し、既定の設定ファイル (000-default.conf) をコピーして、新しい設定ファイル (blog.copnf) を作成します。
sudo cp /etc/apache2/sites-available/000-default.conf /etc/apache2/sites-available/blog.conf

新しく作成した設定ファイルを vi で挿入モードで開き、 のタグの間に、 http://xxx.cloudapp.net にアクセスされたら WordPress が開くように以下の設定を追記します。 また、ログファイルの出力先も wordpress ディレクトリ内にまとめます。

ServerAdmin serveradminname
DocumentRoot /var/www/wordpress
ServerName xxx.cloudapp.net
<Directory "/var/www/wordpress">
AllowOverride All
<Directory "/var/www/wordpress" />
ErrorLog /var/www/wordpress/logs/error.log
CustomLog /var/www/wordpress/logs/access.log combined

serveradminname は任意の値に、ServerName は Azure 上のドメイン名に変更してください。 blog.conf への設定の追記が終わったら、TeraTarm にて以下のコマンドを実行し、blog.conf を通常使う設定ファイルとして指定します。

sudo a2ensite

すると、以下のメッセージが表示されるので、blog と入力してください。

Your choices are: 000-default blog default-ssl
Which site(s) do you want to enable (wildcards ok)?
blog
Site blog already enabled

最後に Apache の再起動をして、ユーザーに WordPress への閲覧権限を付与します。

sudo service apache2 restart
sudo chown -R www-data:www-data /var/www/wordpress/\*

ここまでの設定がうまく行っていれば、以下の URL を Web ブラウザにて表示することができるはずです。 http://xxx.cloudapp.net/license.txt ※xxx の部分は、任意の URL に合わせて変更してください。 6. WordPress のインストールウィザード これがいよいよ最後の手順です。 ここからは Web ブラウザのみでの作業となります。 Web ブラウザにて以下のサイトを開きます。 http://xxx.cloudapp.net/wp-admin/install.php [さあ、始めましょう!]をクリックします。 wordpressinst1 データベース名、ユーザー名、パスワード、データベースのホスト名は、手順2で SQL 文に指定した値と同じものを指定してください。 テーブル接頭辞は「wp_」で特に問題ないかと思います。 すべて入力したら、[送信]をクリックします。 wordpressinst2 「wp-config.php ファイルの書きこむことができません。」というエラーが出力された場合は、仮想マシン上の /var/www/wordpress/wp-config.php ファイルを開き、ダイアログに表示されているテキストを貼り付けてから、[インストール実行]をクリックします。 wordpressinst3 必要事項を一通り入力し、[WordPress をインストール]をクリックします。 wordpressinst4 インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。 wordpressinst5 これで、一通りのセットアップが完了し、WordPress が使えるようになりました。 こうして頑張って作成した WordPress は、Azure Web Site の標準テンプレートに含まれる WordPress テンプレートと違い、データベースが ClearDB サービスを使用しないので、Azure の課金体系の中にデータベースの料金も含まれる形になりますし、Azure Web Site よりもパフォーマンスが良くなった気がします。 Linux 不慣れな私でもいろいろ調べながらセットアップができたので、みなさんもぜひお試しください。 関連記事: Azure 仮想マシンに LAMP 環境を構築し WordPress を立ち上げる -その1- Azure 仮想マシンに LAMP 環境を構築し WordPress を立ち上げる -その2- Azure 仮想マシンに LAMP 環境を構築し WordPress を立ち上げる -その3- Azure 仮想マシンに LAMP 環境を構築し WordPress を立ち上げる -その4-

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