Graph API で定期予定の一連の予定を取得する

はじめに

Microsoft Graph API で、Outlook 予定表に登録した定期予定について、その定期予定の一連の予定を取得する方法についてのメモです。

calendarView で seriesMasterId でのクエリが使えなくなった!?

少なくとも2024年のころは以下のクエリで定期予定の一連の予定を取得することができてました。

https://graph.microsoft.com/v1.0/users/メールアドレス/calendarView?startDateTime=開始日時&endDateTime=$終了日時&filter=seriesMasterId eq シリーズマスターのID

ところが2025年に入ってからかもう少し経ってからか、上記クエリが結果を返さなくなりました・・・ 特段そのような変更のアナウンスは無かった気はするのですが、2025年2月時点でも上記クエリでは期待した結果は得られない状態になっています。

代替案

他にやり方がないものかとネットを調べていたら、昔の情報ですが困った時の stack overflow に良いものがありました。 https://stackoverflow.com/questions/51676962/microsoft-graph-filter-calendarview-by-seriesmasterid

読了時間: 1分

Graph API の transitiveMembers の制限を調べてみた

はじめに

Microsoft Graph API で、セキュリティグループなどのグループのメンバーを推移的に取得する(ネストされたグループのメンバーまで取得する)方法として、transitiveMembers を利用する方法があります。

この一見便利そうな API ですが、実は困った制限があるそうで、その動きを押さえておこうと思って調べてみました。

題材となるセキュリティグループ

この記事では以下のセキュリティグループを使って検証をしています。 下図赤枠の通り、メンバー数は2001名で、このグループの下に500名のメンバーを含むセキュリティグループが2つと、直接のメンバーが1001人います。

読了時間: 1分

Outlook アドインの React 版が突然デバッグできなくなって嵌った件

はじめに

つい先日まで普通に動かすことができていたはずの React を利用した Outlook アドインが、翌日から突然デバッグできなくなってしまった件について、調べたことをまとめました。

開発環境

OS:Hyper-V上のWindows 11 23H2 Visual Studio Code:1.84.2 Node.JS:20.10.0 Outlook:Microsoft 365 Apps for enterprise

事象

docs に記載の流れに従い、yo office でプロジェクトを作成。 プロジェクトの種類は「Office Add-in Task Pane project using React framework」を選択。 プロジェクト作成完了後、何もコードを変えずに npm start を実行。 これで、嵌る前日(2023年11月20日)までは特に問題なく動作していた記憶があるのに、翌日新規で環境を作って同じようにプロジェクトを作ってみたら「Sideloading done.」と表示されているのに、Outlook上にはアドインが表示されなくなってしまいました。